【日記】逃げ道を用意する

 

逃げ道がある。

様々なシーンで逃げ道を用意しておく

というのは、じぶんを守るために重要である。

 

逃げ道を

用意しておくのは、決して悪いことではない。

 

一方で、用意しているものを間違えば、

じぶんの成長を抑制してしまうものになる。

 

わたしには、癖の強い上司を持つ同僚がいる。

彼と会うと上司の話は必須で、

何があったのかを報告してくれる。

 

わたしもその上司の下につくのは勘弁したいと思う。

 

しかし、本当に悪いのはその上司だけだろうか。

彼に直すべきところはないのだろうか。

 

連絡が遅いのであれば、こちらからアクションできないか。

上司のお達しで残業ができず仕事が終わらないようであれば、周りに協力を仰げないか。

 

彼サイドにできることはまだあるように感じた。

 

そこで感じた、「嫌われる勇気」を読んで。

彼はその上司を暗に”必要”としているのではないか。

 

彼は仕事が遅いと自分を認めたくない。

私だって、同僚の仕事が遅いとは思いたくない。

 

しかし、その上司の存在がなくなってしまったら

仕事が終わらない理由がなくなるのではないか。

その上司がいることで、

仕事が終わらないと自分を納得させることができる。

 

何度かこうしたらどうかとアドバイスをしたことがある。

「できれば上司と関わりたくない。」との返答。

 

わたしはアドバイスをすることを諦め、

話を聞くだけにすることとした。

これ以上アドバイスをしてしまうと

本気で仕事がいやになってしまう可能性もある。

 

もちろん、上司が悪いということはわかる。

(とはいえ、私も一般社員の一人なので、同僚側の気持ちしかわからないが。)

一方、

彼に直すところはもうないのだろうか。

現状、彼はもう

仕事をスムーズにすることはできないのだろうか。

 

それを考えるため、

もう少し「嫌われる勇気」を読み進めることとする。

 

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