Lady Lesson -chap.9 家族-

Lady Lesson。ポジティブガールの教科書。

今回は家族編。

 

実家暮らしの私には少々耳の痛いチャプター。

読んでみました。

 

この本では、家族を大事しなさいとかそういう表現だけではなくて、自分が一人の大人としてどう親と接していくのかということが書かれていた印象でした。

 

最近、自立とは何かということを自分でも考えていたところなので、参考になりました。

 

まず驚いたのが

”家族と接するときは、できるかぎり品よく優雅に”。

チャプターの最初から驚かされました。

これは「確かに」と共感せざるを得なかったですね。大人な女性になりたいとか、品を醸し出せるようになりたいと思っても、家族の前ですらできなかったら外でもできないかなと、、思います。圧倒的に、実家暮らしの場合、1日の大半家族と会うことになるので、品よく、優雅に生活する良い練習になるのでは、と思いました。

 

 

自立をするべきなのは、子だけではなく親も。親は自分の子供には世話を焼きたくなるもののようです。それにどこまで線引きをするか。自分ができることははっきりと断りを入れる。本の中では”敬意を払いつつ穏やかに拒否する”とありました。私も最近、親に断りを入れることが多くなりました。実家に住んでいても自立した生活は送れると思っています。ただ、両親側も家事を一緒にしてしまった方が楽、またはお金がかからないといった主張もあるかと思います。そのためにも、家族との相談が必要かと思いました。

 

自分が小さいとき、親はたくさんのことを教えてくれる大人でした。しかし、今では自分自身でもいろいろなことを考えられます。逆に、親に物事を教えることもあります。お互いに、職場の話をすることもあります。対等に話すことができる内容が多くなりました。

”親を「友人の一人」として見てみる”

とても良い、ワクワクできる言葉だと思います。学生時代、自分は友達の話を親にしていました。今では、親も私に職場の話をします。家事の最中に起こった出来事の話もします。家族の会話として自然に受け入れていたことでしたが、今後、友人の一人として見てみるのも良いかもしれません。

その考え方を取り入れると。。子として家事を手伝うよりも、人として生活するために家事を分担していると考えた方が、義務化が強まり、良いモチベーションになりそうです。

 

今回は家族についてのチャプターでした。

家族を大切にしなさいだけではないチャプター。

子が親から自立するというのはもちろんのこと、親側も子から自立する必要があります。どこまで線引きをするか。しっかりと拒否できるか。そこが、大人の女性として自立していく肝になっていきそうです。

 

以上。